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健康と美を育む菌ケアメソッド

腸活、菌活という言葉はここ数年でかなり私たちの生活に浸透しているけれど、多くの人が認識している「菌」は氷山の一角にすぎない。

トータル・ワークアウト代表の池澤智は4年前、菌ケアのスペシャリストであるKINS代表の下川穣(ゆたか)氏の話を聞く機会を得て、菌との向き合い方が変わり、「人生が変わった」と痛感して以来、菌ケアの奥深さに魅了されつづけています。

そこで今回の「ACTIVE WELLNESS(アクティブ・ウェルネス)」スタートアップイベントの1つとして、健康・美・肌・ホルモン・脳・・・カラダのすべてに関与していると言っても過言ではない「菌」について、「菌をケアすることに人生をかけている」と語る菌ケアの提唱者、下川氏をお迎えし深く掘り下げる機会をもうけました。

下川氏が自身のミッションとする「菌をケアすることが当たり前な世の中」へようこそ。



出会いは敵だった菌

下川氏の社会人としてのキャリアは「歯科医」としてスタートし、虫歯菌や歯周病菌は「敵」として捉えていたそうです。

その後、多診療科目を束ねる医療法人の理事長に就任したことや、常在菌の研究機関との出会いを通じ、「菌をケアすること、菌と良い関係を築くこと」で多くの疾患を治せることを実証したと言います。

こういった経歴や実績を経て、未病を防ぎ、健康な髪や肌、カラダとココロを手に入れる秘訣は菌が司っている、という菌ケアのスペシャリストとしての道を切り開かれ、菌ケアにまつわるプロジェクトを牽引されています。

ここでお伝えする情報は、単なる感覚値ではなく、下川氏の医師として、研究者としてのエビデンスに基づいて発信されているものです。

菌活=便秘対策と思っていませんか?

「善玉菌=乳酸菌」「乳酸菌以外は悪」「毎日お通じがあるから菌活は必要ない」

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

便秘だから肌が荒れる というだけではなく
乳酸菌さえとっていればどうにかなる というものでもありません。

菌ケアを知らないとそれ以上の弊害があり
菌ケアをすることでそれ以上の恩恵があるのです。

一番身近な「肌と菌」
近年注目度がアップしている「脳と菌」「睡眠の質と菌」
そして、実は多くの人がトラブルを抱えている「頭皮と菌」

についてピックアップしてお伝えします。

腸漏れが肌荒れの元凶!?

内臓である腸と、カラダの表面にある肌がダイレクトに関係している、と言われてもすんなり納得できない人の方が多いと思います。

私たちのカラダには約1000兆個の菌が住んでいますが、そのすべてが「腸」にいるわけではなく、肌や口の中、膣などカラダ中のいたるところに多種多様な菌たちが暮らしています。そして、肌にいる菌のバランスが整っていると、肌はみずみずしくハリのある状態になり、膣の菌のバランスがよいと不妊症などのトラブルが起きづらい、ということです。

もう一つ肌に多大な影響を及ぼす「リーキーガット」

腸の壁は無数の上皮細胞からなり、その細胞と細胞の隙間は通常タンパク質から成るタイトジャンクションでぴっちりとシールされています。ところが何らかの原因でこのシールが緩むとその隙間から、腸内にあるべきものがすり抜けて、体の中に入って行きます。これがリーキーガット(漏れる腸)と呼ばれる現象。血流に乗った悪玉物質が肌にまで届き、肌荒れを起こすのです。

では、どうしたらリーキーガットを防ぐことができるのか?

全ての可能性をここで説明すると1日では終わらなくなりそうですので・・・菌のバランスを揺るがす代表格を1つお知らせします。

それは、グルテン。
グルテンフリーが良いと耳にはすれど、具体的に何が良いのかを認識している人は多くないと思います。

グルテンは分解されにくく、小腸の機能に負担をかけやすいもの。特に日本人は急激に西洋化した食生活の中、パンやパスタに使われるグルテンへの耐性がないまま摂取し続けることで知らず知らずのうちに体調不良を訴える方が多くいるのです。

グルテン=悪 というわけではありませんが、グルテンが合わないことが原因で「リーキーガット」を起こしている人が多いのは事実。試しに2週間、グルテンをカットしてみて体調の変化を確認してみることをおすすめします。

そして、グルテンが合わないと感じた場合は、極力グルテンを避けつつも、時には好きなものを食べる「グルテンレス」生活を心がけていただければと思います。真っ白なパンよりも、「茶色い」パンやパスタをチョイスすれば尚よしです。

腸は第二の脳?いいえ、脳が第二の腸です

「腸脳相関」とよばれる、この2つの臓器の関係性は医学的にも証明されていて、試験前など緊張した時にお腹が痛くなるのは気のせいではありません。

菌ケアをすることで、ストレス耐性に働きかけることができるということ。

哺乳類の進化の過程で最初にできたのは、実は「腸」。腸が、脳の親ともいえる存在なのです。

菌ケアの三カ条

菌をケアするためには乳酸菌を入れるだけでは不十分。

そこで、菌ケアの三カ条をおさらいしましょう。

  • 菌を入れる
  • 菌を育てる
  • 菌の邪魔をしない

発酵食品やサプリメントで「生きた菌をカラダにいれる」
これは乳酸菌に限ったことではありません。

まず明日から手軽に始められるのが「1日3杯 お味噌汁生活」。納豆や塩麴といった日本ならではの発酵食品は菌のための強い味方です。サプリメントで補う場合は、しっかりと腸まで届くものをチョイスしてください。

菌の餌となるものを摂取し「菌を育てる」
植物性タンパク質や、水溶性食物繊維といった、善玉菌を活性化させるためのエサを積極的に食べてください。ポリフェノールが含まれる「色の濃い野菜」や、緑茶のカテキンも菌の大好物です。逆に菌のエサとして適さないのは「白い炭水化物」。ミネラルや食物繊維が含まれていないからです。

そもそも何が「菌の邪魔」をするのか、ご存知でしょうか?
手指や口内の除菌をしすぎると必要な常在菌を取り去りすぎてしまうのと同じで、菌を排除する防腐剤や界面活性剤である食品添加物。物を腐らせず安全に保つという大切な役割がありつつも、腸内細菌のことを考えると日常生活では極力遠ざけたいもの。

そして、「運動不足」も菌を邪魔します。適度な運動でカラダを内側から温め血流をよくすることで菌の住みやすい環境ができあがるのです。

間違いだらけのヘアケア

ツルツルすべるような指通りの髪の毛を目指して、リッチなシャンプーを指の間からあふれるほどたくさんつかう。頭皮にシャンプーを直接つけて泡立て、頭皮をごしごしとしっかりとこすって汚れをおとす。仕上げは熱々のシャワーですすぎ、ドライヤーは使わず濡れたまま自然乾燥。

実はこれ、全て間違い。そしてこのケアは・・・なんと!トータル・ワークアウト代表の池澤が長年行っていた方法です。

食生活やサプリメントの活用というインナーケアには余念のない池澤ですが、頭皮ケアに関してはNGが多く、KINS製品に付帯する頭皮チェックの結果には下川氏もショックを隠せず「直接お話させてください」と池澤に連絡したとか。

インナーケアの基盤がある池澤は、頭皮に対する「外側からのアプローチ」を変えただけで、3か月足らずという短期間で効果を感じ、抜け毛や痒みが劇的に改善したということです。

こういった経緯もあり、頭皮ケアの重要性を伝えたい!という使命感にかられ、今回のセミナーを開催するに至ったというわけです。

菌にやさしい頭皮ケア

そこで、正しい頭皮ケアを下川先生に解説していただきました。

髪の毛のボリュームがすくなくなる、白髪、薄毛などの髪の毛のトラブルもその大元となっているのは、髪の毛の「畑」ともいえる頭皮の状態。なかなか目に見えない頭皮ですが、皮膚の一部として「菌ケア」目線で整えたいものです。

頭皮ケアのポイントは

  • 乾燥させない
  • 弱酸性の洗浄料をえらぶ
  • 界面活性剤 シリコンは×
  • すすぎ残しに注意 ぬれたままも×
  • できればエッセンスなどで潤いを補給する

乾燥した畑に豊かな作物(髪)は育たないもの。「乾燥させない」ためには、熱いお湯で洗わないこと。洗髪には37度以下のぬるま湯を使用しましょう。

菌の邪魔をしない「弱酸性」のシャンプーを選び、界面活性剤で皮脂と共に菌を取り除きすぎたり、シリコンで頭皮に蓋をして通気性をさまたげるのは避けましょう。

すすぎ残しや、ぬれたままの頭皮環境は白髪や薄毛の原因となる菌が好む環境です。ぬるま湯でしっかりとすすぎ、なるべく早く乾かしましょう。

洗顔後の肌に化粧水をしみこませるように、頭皮にも潤いを。抗酸化作用や血行促進を促すもの、菌を育てる成分だと尚良いです。

頭皮の菌のバランスが乱れている状態というのは「炎症」が起きているということです。

自分の頭皮の色を鏡で見てみて下さい。理想は青白い状態。炎症が起きている頭皮は赤くなっています。

腸の中を見るのは難しいですが、日常的にチェックしやすい頭皮の状態をバロメーターに菌ケアすれば、おのずから全体が整うのです。

頭皮ケアのポイントをおさえたシャンプー選びと、菌ケア三カ条で「菌をケアすることが当たり前なライフスタイル」を一歩先にすすめてみませんか?

シャンプー選びにこまったら、TOTAL Workoutのパーソナル・トレーナーにご相談ください。実は、パーソナル・トレーナー達は既に何度か下川先生のセミナーを受け「菌をケアすることが当たり前」な生活を送っている者ばかり。

筋骨隆々なパーソナル・トレーナーの興味は「筋トレ第一」かと思いきや、筋肉を成長させるためには「腸内環境」がとても重要、という言葉が真っ先に出てきます。トレーニングでカラダを鍛えるだけでなく、トレーニングを軸に、様々な角度からお客様のウェルネスをサポートする要素を日々学んでいるのです。


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